about

夜明けの美術学校ともしびの理念

「夜明けの美術学校 ともしび」とは、現代美術作家トザキケイコが主宰する活動です。

 

 

石に絵を描くこと、葉っぱを結ぶこと、雲の流れと一緒に歩くこと、虫の呼吸を見つめること…。

真っ赤に燃え立つ大きな夕陽。深みを増した空には遙かかなたの星々が光をとりもどしてゆく。

半分明るく、半分暗い、そのはざまで、小さな私の体は境界線を失い、静かに世界とひとつになってゆく。

 

私はひとりでいるにもかかわらず、誰かと、何かと、へその緒でつながっていた。

言葉にしがたい安心感、穏やかな充足感…。

 

こうした子どもの頃に体験した「自然と遊ぶことの幸福感」は、自然現象の背後には神さまがデザインされた完璧で美しい法則が潜んでいることに気づく、大きなたからものとなりました。

この美しい法則は私たちの中にも静かに存在していて、あらゆる出来事や現象を通して私たちをあるがままの本来の姿に還るよう導いているのだと感じています。

 

 

私に必要なものはすべて私の中にあり、あなたにとって必要なものはすべてあなたの中にある。

だから、誰かに与えてもらうことも、教えてもらうこともできません。

美しい法則を体験できる美術を通して、個性や感性や肉体を使い、それぞれの一番心地よいやり方で、自分と向き合ってゆく。

そんな場づくりをしてゆきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

トザキケイコの作品

トザキケイコ

岐阜県在住。
枯草がただ風に揺れている姿を見て、自分もそんな自然の循環の中にありたいという気持ちから、2007年より枯草や種、米粒や古道具などを使った作品をつくりはじめました。
2016年よりピンに糸をかけて幾何学模様をつくる手法も取り入れて、海で拾った板や、蔵に眠っていた古道具などに糸をかけています。

古いミシン糸、友人がお蚕から育てた絹糸、草木染めの糸などを使い、数をかぞえながら古びた板にひたすら糸をかけていく時、小さな場所であかりをともすような、息をひそめていのりをささげるような、そんな穏やかな気持ちになります。

 

 

tozakikeiko.jimdo.com